39歳ビーナスはまだ終わっていない [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~2月2日/ハードコート)の女子シングルス1回戦でビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)にストレート負けで敗退した。しかし彼女はまだメルボルンに残っており、オーストラリアン・オープンから消え去った訳ではない。
彼女はグランドスラムで合計「23」のタイトルを獲得しており、その内訳はシングルスで7回、女子ダブルスでは妹セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とのペアで14回、そしてミックスダブルスでも2回となっている。今大会での彼女は、ミックスダブルスにもエントリーしている。
ミックスダブルスでは22年間グランドスラムのタイトルから見放されており、最後に優勝したのはジャスティン・ギメルストブ(アメリカ)とのペアで臨んだ1998年のオーストラリアン・オープンとフレンチ・オープンを制したときに遡る。
現在の彼女のパートナーは、フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)だ。
カバルはロベルト・ファラ(コロンビア)とのペアで昨年のウインブルドンとUSオープンを連続で制し、現在男子ダブルスのランキングで世界トップに立っている。そのファラは昨年行われたドーピング検査で陽性反応が出ており、懲戒ヒアリングの結果待ちのため国際テニス連盟(ITF)から出場停止の仮処分を受けている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)
MELBOURNE, VIC - JANUARY 20: Venus Williams of the United States of America plays a shot during the first round of the 2020 Australian Open on January 20 2020, at Melbourne Park in Melbourne, Australia. (Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)
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