元ジュニア世界1位の望月慎太郎がダブルスで今季初タイトルを獲得 [M15カンクン]

ITF(国際テニス連盟)の男子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・カンクン2020」(ITFワールドテニスツアーM15/メキシコ・カンクン/1月20~26日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝に進出していたアレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン(アルゼンチン)/望月慎太郎(Team YUKA)は、対戦相手だったジョルディ・アルコナーダ/タナー K・スミス(ともにアメリカ)が棄権したため不戦勝での優勝が決まった。

 今大会での望月/リンガ ラバジェンは、1回戦でサイモン・カー(アイルランド)/アジート・ライ(ニュージーランド)に2-6 6-3 [10-5]で競り勝ち、準々決勝は第3シードのイグナシオ・カロウ(ウルグアイ)/マクシミリアーノ・エステベス(アルゼンチン)の途中棄権で勝ち上がり、準決勝ではマテウス・アウベス(ブラジル)/ゲネロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)を6-4 6-3で下して決勝進出を決めていた。

 シングルスにも出場していた望月は、2回戦でアウベスに2-6 4-6で敗れていた。

 昨年7月にウインブルドン・ジュニアの男子シングルスで日本人選手として初のチャンピオンに輝いた16歳の望月は、中川直樹(IMG Tokyo)とのペアで臨んだ昨年10月の昌原(M15/ハードコート)に続く3勝目を挙げた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト、JRはITFジュニア枠、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

男子シングルス2回戦

●28望月慎太郎(日本/Team YUKA)[JR] 2-6 4-6 ○26マテウス・アウベス(ブラジル)[SE]

男子シングルス1回戦

○28望月慎太郎(日本/Team YUKA)[JR] 6-1 6-1 ●27タナー K・スミス(アメリカ)[Q]

男子ダブルス決勝

○7アレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン/望月慎太郎(アルゼンチン/Team YUKA)不戦勝 ●13ジョルディ・アルコナーダ/タナー K・スミス(アメリカ)

男子ダブルス準決勝

○7アレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン/望月慎太郎(アルゼンチン/Team YUKA)6-4 6-3 ●3マテウス・アウベス/ゲネロ アルベルト・オリビエリ(ブラジル/アルゼンチン)

男子ダブルス準々決勝

○7アレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン/望月慎太郎(アルゼンチン/Team YUKA)6-1 3-6 [8-3 Ret.] ●5イグナシオ・カロウ/マクシミリアーノ・エステベス(ウルグアイ/アルゼンチン)[3]

男子ダブルス1回戦

○7アレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン/望月慎太郎(アルゼンチン/Team YUKA)2-6 6-3 [10-5] ●8サイモン・カー/アジート・ライ(アイルランド/ニュージーランド)

※写真は昨年のUSオープン・ジュニアでの望月慎太郎(Team YUKA)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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