今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の大会7日目、女子シングルス4回戦。
 
 15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)の最新の歴史的グランドスラムでの進撃は、ソフィア・ケニン(アメリカ)に対する7-6(5) 3-6 0-6の敗戦で終わりを遂げた。ガウフと同じくケニンは若く――21歳とガウフほどではないにせよ――彼女はこの勝利で、初のグランドスラム大会準々決勝進出を決めたのだ。

「ただ落ち着いて、リラックスして、ベストを尽くして戦わなければならなかった」と第14シードのケニンは試合後にコメントした。「今はとにかく、(感動で)言葉が出ないわ」。

 これに先立つラウンドで世界ランク67位のガウフは第3シードの大坂なおみ(日清食品)を破り、プロ化以降の時代にオーストラリアン・オープンで前年度覇者を破った最年少プレーヤーとなった。しかし4回戦でのガウフは48本のアンフォーストエラーという数字が見せる通り、前の試合ほどいいプレーをしていなかった。これはケニンのアンフォーストエラー22本の2倍以上となる。

 第1セットを落としたあとにケニンは直ちに舵を正し、第2セットの最初のゲームでブレークを果たすと決してそのリードを手放さなかった。

 試合内容を反映するように、ガウフのバックハンドのミスによって試合が終わったとき、ケニンはベースラインでラケットを落として涙を流しながら手で顔を覆った。

 センセーションを巻き起こすガウフがすべての注目を集めていることについて、ケニンは当然のことととらえていた。ガウフがたった15歳で何度も歴史に1行を書き加えているのだから、それはごく自然なことだ。

「ええ、大騒ぎは彼女のためのもの。言うまでもなく、彼女はすごいことをやった。騒がれるのはまったくもって普通だわ。私はただ、そういったことが頭に入ってこないようにしているの」とケニンは話した。「もちろん、私は騒ぎを起こしたくてやっているんじゃないわ。あくまで自分自身のためよ。自分ができるのだということを証明したかったから」。

 それをやってのけたケニンは今、自分の道を照らすスポットライトのための準備を整えている。

「私は自分が誰かを、私のベストテニスを見せたかった。私がなぜそこにいるのか、私がここにいるに相応しい選手だということを証明したいの」とケニンは語った。「私はそれをやっているのよ」。


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