ナダルが地元オーストラリアのキリオスを倒して準々決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)を6-3 3-6 7-6(6) 7-6(4)で振りきり、ベスト8に進出した。試合時間は3時間38分。

 全豪に7年連続15回目の出場となる33歳のナダルは、2009年にタイトルを獲得。昨年は2年ぶり5度目の決勝進出を果たしたが、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 2-6 3-6で敗れていた。

オーストラリアン・オープン2020|トーナメント表

 グランドスラムで19勝を挙げているナダルは全豪だけは1度しか勝っておらず、優勝すると「ダブルグランドスラム」(4大大会2回以上制覇)の偉業を達成することになる。

 この結果でナダルは、キリオスとの対戦成績を5勝3敗とした。昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では2回戦で対戦し、ナダルが6-3 3-6 7-6(5) 7-6(3)で勝っていた。

 この試合で25本のサービスエースを決めたキリオスは、エース1本につき200豪ドルを母国で発生した山火事の犠牲者に寄付する活動を行っている。

 今大会でのナダルは、1回戦でウーゴ・デリエン(ボリビア)を6-2 6-3 6-0で、2回戦でフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-3 7-6(4) 6-1で、3回戦では第27シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-1 6-2 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ナダルは準々決勝で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは4回戦で、第10シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-2 6-4 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 27: Rafael Nadal of Spain celebrates after winning match point during his Men's Singles fourth round match against Nick Kyrgios of Australia on day eight of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 27, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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