ムグルッサが初の4強入り、パブリウチェンコワはグランドスラム準々決勝6連敗 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第30シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を7-5 6-3で倒し、初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間33分。

 グランドスラムでムグルッサが4強入りしたのは、2018年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で通算5度目となる。一方で敗れたパブリウチェンコワは、グランドスラム準々決勝での戦績が0勝6敗となった。

オーストラリアン・オープン2020|トーナメント表

 全豪に8年連続出場となる26歳のムグルッサは、2017年のベスト8がこれまでの最高成績だった。昨年は4回戦で、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)に3-6 1-6で敗れていた。

 2016年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)と17年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を制し、2017年9月には世界ナンバーワンの座に就いたムグルッサだが、グランドスラムでは昨年のウインブルドンから2大会連続で初戦敗退を喫していた。

 この結果でムグルッサは、パブリウチェンコワとの対戦成績を5勝1敗とした。前回の対戦は2018年6月のバーミンガム(WTAインターナショナル/グラスコート)の1回戦で、ムグルッサが6-1 6-2で勝っていた。

 今大会でのムグルッサは、1回戦で予選勝者のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を0-6 6-1 6-0で、2回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-3 3-6 6-3で、3回戦で第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 6-2で、4回戦では第9シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-3 6-3で破って8強入りを決めていた。

 ムグルッサは準決勝で、第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは準々決勝で、第28シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-1 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真はガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 29: Garbine Muguruza of Spain celebrates after winning match point during her Women's Singles Quarterfinal match against Anastasia Pavlyuchenkova of Russia on day ten of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 29, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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