女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ」の予選ラウンド「アメリカ対ラトビア」(2月7、8日/アメリカ・エベレット/室内ハードコート)が終了し、第1シードのアメリカがファイナルズ進出を決めた。

 オーストラリアン・オープン優勝者のソフィア・ケニン(アメリカ)はシングルスで敗れたあと、ふたたびコートに入らなくて済むよう願っていた。

 しかしセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が初めてフェドカップのシングルスで敗れたあと、アメリカがファイナルズにたどり着けるかはケニンとベサニー・マテック サンズ(アメリカ)の肩にかかっていた。

「私は大声でセレナを応援していたわ…。本当にナーバスになっていたの」とケニンはそのときの心境を明かした。「私はこれ以上ないほど興奮していた。私たちは、このような瞬間のためのプレーしている。このような、永遠に記憶に残るだろう瞬間のために」。

 土曜日の夜のフェドカップ予選2日目、ケニンとマテック サンズはペアを組んでエレナ・オスタペンコ/アナスタシア・セバストワ(ラトビア)に対してダブルスで6-4 6-0の勝利をおさめ、アメリカがラトビアを3勝2敗で振りきった。

 それはアメリカにとって、想像していたよりもずっと骨の折れる日となった。アメリカは初日のシングルス2試合に勝ち、2勝0敗で2日目に臨んでいたのだ。しかしオスタペンコはケニンを3セットの末に下し、セバストワがセレナに対する驚くべきフルセットの勝利でそれに続いた。

 勝負のかかった最終試合で、ケニンはアリソン・リスク(アメリカ)に代わってダブルスの試合に入った。これは彼女にとって、24時間で3度目の試合だった。彼女は同日のより早い時間帯にオスタペンコにフルセットの末に敗れた試合では疲れているように見えたが、マテック サンズと組んだダブルスでは持てる力を振り絞り、4月にハンガリー・ブダペストで行われるファイナルズへの切符をつかみとったのだった。

「この日最後の試合が何らかの重要性のあるものになるのか、すべてがそこにかかってくるのかはあらかじめ分からない」とマテック サンズは語った。「私はその双方に備えて準備していた。これ以前に、そのどちらの状況にも立ったことがあったわ」。

 初日にケニンとセレナがともにシングルスに勝っていただけに、ダブルスが勝負を決めることになった事実はやや驚きだった。ケニンが日曜日の最初の試合に敗れても、まだフェドカップのシングルスで14勝0敗だったセレナがいたからだ。

 しかしセバストワはそこまで無敗だったセレナを7-6(5) 3-6 7-6(4)で倒し、それ以前の唯一の対戦だった2018年USオープン準決勝の雪辱を果たした。USオープンでのセバストワは、わずか3ゲームしか取れずに敗れていたのである。

 この試合で最後に勝利を祝っていたのは、今回はセバストワのほうだった。彼女はセレナが返せなかった強烈なサービスで試合を締めくくった。

 1999年のフェドカップ代表デビュー以来、セレナはこの日まで一度もシングルスで負けたことがなかった。その中には、金曜日の夜のオスタペンコに対するふたつのタイブレークの末の勝利も含まれる。

「言うまでもなく、セレナと対戦するのは常に難しい。彼女は驚くべきチャンピオンよ」とセバストワは相手に敬意を示した。「ただ可能な限りトライし、楽しんでベストを尽くすのみだったわ」。

 セレナはこの試合で、勝利をつかんでファイナルズの一席をその手でもぎ取るためのチャンスを手にしていた。第1セットでのセレナは4ゲーム連取することで2-5から巻き返し、セバストワのサービスゲームで3つのセットポイントを握っていた。しかしセバストワはいくつかのセレナのミスと自らのサービスエースによって、キープすることに成功した。

 第2セットでのセレナは4度ブレークしたが、第3セットまで流れを継続することができずにブレークがないまま勝負の行方はタイブレークにもちこまれた。セレナはタイブレークで4-4まで粘ったが、セバストワはそこから最後の3ポイントと試合を勝ち獲った。

画像: フェドカップのシングルスで無敗だったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の連勝記録を止めたアナスタシア・セバストワ(ラトビア)(Getty Images)

フェドカップのシングルスで無敗だったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の連勝記録を止めたアナスタシア・セバストワ(ラトビア)(Getty Images)


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