21歳の村松千裕がツアー大会の予選を初めて突破 [タイ・オープン]

WTAツアー公式戦の「GSBタイ・オープン」(タイ・ホアヒン/2月10~16日/賞金総額27万5000ドル/ハードコート)の予選決勝で、第2シードの村松千裕(グラムスリー)がルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)を5-7 7-5 6-3で倒し、本戦入りを決めた。試合時間は3時間。

 ツアーレベルの大会の予選に村松が出場したのは今回が9度目だったが、初めて本戦への切符をつかんだ。ドローが決定し、村松の初戦の対戦相手はバルバラ・ハース(オーストリア)となった。

 予選には村松のほかに日本人選手4人が参戦していたが、いずれも初戦で敗れていた。

 そのほかの日本勢は日比野菜緒(ブラス)がシングルスに、日比野/加藤未唯(ザイマックス)、穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)、ピアンタン・プリプーチ(タイ)とのペアで波形純理(伊予銀行)がダブルスにエントリーしている。

 タイ・オープンはWTAインターナショナルに格付けされる大会で、シングルス32ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

2020年海外ツアー日本人選手:女子|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

女子シングルス1回戦組み合わせ|日本人選手

8日比野菜緒(日本/ブラス)[8] vs 7アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)

30村松千裕(日本/グラムスリー)[Q] vs 29バルバラ・ハース(オーストリア)

女子ダブルス1回戦組み合わせ|日本人選手

1日比野菜緒/加藤未唯(ブラス/ザイマックス)[1] vs 2シュン・ファンイン/ジェン・サイサイ(中国)

12穂積絵莉/二宮真琴(日本住宅ローン/エディオン)[3] vs 11カテリーナ・ボンダレンコ/タマリーン・タナスガーン(ウクライナ/タイ)[WC]

14波形純理/ピアンタン・プリプーチ(伊予銀行/タイ)vs 13サラ ベス・グレイ/エデン・シルバ(イギリス)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○5村松千裕(日本/グラムスリー)[2] 5-7 7-5 6-3 ●7ルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)

予選1回戦

○5村松千裕(日本/グラムスリー)[2] 3-6 6-0 6-3 ●2マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[WC]

●8穂積絵莉(日本/日本住宅ローン)[9] 3-6 1-6 ○7ルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)

●12波形純理(日本/伊予銀行)[10] 6-1 3-6 2-6 ○11アクグル・アマンムラドバ(ウズベキスタン)

●22華谷和生(日本/三浦工業)6-3 0-6 3-6 ○21ピアンタン・プリプーチ(タイ)[6]

●23内島萌夏(日本/フリー)6-4 6-7(1) 5-7 ○24ストーム・サンダース(オーストラリア)[8]

上位出場選手シード順位|シングルス

エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[1]
ペトラ・マルティッチ(クロアチア)[2/WC]
ワン・チャン(中国)[3/WC]
ジェン・サイサイ(中国)[4]

※写真は2018年の全日本選手権での村松千裕(グラムスリー)
撮影◎宮原和也 / KAZUYA MIYAHARA

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles