ジョンソンがサングレンに競り勝つ、添田は予選突破で西岡と内山に合流 [ニューヨーク・オープン]

「ニューヨーク・オープン」(ATP250/アメリカ・ニューヨーク/2月10~16日/賞金総額80万4180ドル/室内ハードコート) の男子シングルス1回戦で、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)が同胞のテニス・サングレン(アメリカ)に6-7(5) 6-3 7-6(3)で競り勝った。

 これはサングレンにとって、ロジャー・フェデラー(スイス)に惜しくも競り負けたオーストラリアン・オープン準々決勝以来の試合だった。その試合でサングレンは7本のマッチポイントを手にしていたが、それでもフェデラーを倒すことができなかった。

 今大会で第5シードを付けたサングレンはこのニューヨークでの試合も競りはしたものの、最後のタイブレークではジョンソンに主導権を奪われオーストラリアン・オープンのときほど勝利に迫ることはできなかった。

 ジョンソンはオーストラリアン・オープン1回戦でフェデラーに敗れており、これが彼にとってATPツアーでの今季初勝利だった。

 もうひとつの地元勢対決では、一時は世界ランク8位にまで上ったことがあるが故障に悩まされた2019年のあと、現在はランキングのないジャック・ソック(アメリカ)が今季の初試合でマルコス・ギロン(アメリカ)に3-6 4-6で敗れた。

 そのほかの試合では、第6シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)がトミー・ポール(アメリカ)を6-4 6-2で下し、アンドレアス・セッピ(イタリア)はダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に6-3 1-6 7-6(6)で競り勝った。

 日本からは西岡良仁(ミキハウス)と内山靖崇(北日本物産)が本戦にダイレクトイン。西岡はヘンリー・ラクソネン(スイス)と、内山は第8シードのカイル・エドマンド(イギリス)と1回戦を戦う。また予選を戦った添田豪(GODAI)は決勝でバーナード・トミック(オーストラリア)を6-2 6-1で破って本戦に進み、1回戦でクォン・スンウ(韓国)と対戦する。

 マクラクラン勉(日本)はルーク・バンブリッジ(イギリス)とペアを組み、ダブルスに第4シードとして出場している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はスティーブ・ジョンソン(アメリカ)、1月30日撮影
NEWPORT BEACH, CA - JANUARY 30: ATP tennis player Steve Johnson (USA) returns the ball during a match at the Oracle Challenger Series tennis tournament played on January 30, 2020 at the Newport Beach Tennis Club in Newport Beach, CA. (Photo by John Cordes/Icon Sportswire via Getty Images)

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