膝の手術を受けたフェデラー、グラスコートで復帰を目指す

膝の手術を受けたロジャー・フェデラー(スイス)が、フレンチ・オープンを欠場することになった。

 木曜日にフェイスブックに発表したメッセージの中で、フェデラーは「このところ右膝の問題に煩わされており、痛みが消えることを祈っていた。しかし検査そしてチームとの話し合いのあと、昨日(水曜日)スイスで関節鏡による手術を受けた」と説明した。

 フェデラーによれば、医師は「完全回復を確信」しており、ファンに対しては「グラスコートで会おう!」とメッセージを送り、ウインブルドンを復帰のターゲットにしていることを示してみせた。

 このことによりフェデラーはドバイ、インディアンウェルズ、ボゴタ、マイアミ、そして5月24日に始まるフレンチ・オープンを欠場することになる。

 6月15日から始まるお気に入りの大会、ドイツ・ハレで行われる「ノベンティ・オープン」(ATP500)がフェデラーの復帰戦になる可能性がある。彼はこのグラスコートの大会でこれまで10度優勝を遂げている。

 ウインブルドン本戦は、6月29日からスタートする。

 昨年のフレンチ・オープン準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたフェデラーは、ウインブルドン準決勝ではナダルを倒していた。彼はその後の決勝で、2つのマッチポイントをつかみながらノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れていた。

 先のオーストラリアン・オープンの間、フェデラーはフィットネスの問題に苦しんでいた。ジョコビッチに対する準決勝でいいスタートを切ったあとにストレートで敗れた際には、明らかに身体の問題にプレーを妨げられていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)、1月30日メルボルンで撮影
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 30: Roger Federer of Switzerland plays a forehand during his Men's Singles Semifinal match against Novak Djokovic of Serbia on day eleven of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 30, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)

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