バーティが初戦突破、リバキナの棄権で8強入りが確定 [カタール・オープン]

WTAツアー公式戦の「カタール・トータル・オープン」(WTAプレミア5/カタール・ドーハ/2月23~29日/賞金総額324万445ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-3 6-2で下し、ベスト16に進出した。試合時間は1時間13分。

 1回戦がBYEで免除されていたバーティは、この試合が初戦だった。

カタール・トータル・オープン2020|PHOTOアルバム

 バーティは次のラウンドで、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を5-7 2-6 7-6(8)で破って勝ち上がった第14シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)と対戦する予定だったが、リバキナが左脚の故障で棄権したため3回戦を不戦勝で勝ち上がることが決まった。

 また、前年覇者で第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)はユリア・プティンセバ(カザフスタン)に6-4 3-6 2-6で敗れた。メルテンスは昨年の大会でノーシードから勝ち上がり、決勝でシモナ・ハレプ(ルーマニア)を倒してキャリア最大のタイトルを獲得していた。

 この日初戦をプレーしたバーティ以外の選手は第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第4シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第9シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が16強入りを決めたが、第6シードのソフィア・ケニン(アメリカ)はデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)に3-6 6-7(4)で敗れた。

 そのほかの試合では、第11シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、第15シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、ジェン・サイサイ(中国)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したオンス・ジャバー(チュニジア)、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)が3回戦に駒を進めた。

※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
DOHA, QATAR - FEBRUARY 25: Ashleigh Barty of Australia returns a backhand against Laura Siegemund of Germany during Day 3 of the WTA Qatar Total Open 2020 at Khalifa International Tennis and Squash Complex on February 25, 2020 in Doha, Qatar. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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