世界1位ジョコビッチ、チチパスらが準々決勝進出 [ドバイ選手権]

ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24~29日/賞金総額295万420ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-3 6-1で退け、準々決勝に進出した。2020年のジョコビッチは、いまだ無敗だ。

 第1セットでブレークを果たして4-2とリードしたジョコビッチは、第2セットではいきなり4-0と引き離して59分で試合を終えた。彼は今年ここまで15戦全勝で、その中にはATPカップでの6勝とオーストラリアン・オープン優勝への進撃が含まれている。

「すごくいいパフォーマンスだった」とジョコビッチは振り返った。「適切な集中力と戦略をもってコートに出ていき、自分のプレーぶりを楽しんだよ」。

 第1シードのジョコビッチは次のラウンドで、予選を勝ち上がったデニス・ノバク(オーストリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

 また、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)はアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を 7-6(1) 6-4で下し、準々決勝でヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦することになった。ストルフはこの日、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-1 6-0で倒すのにわずか39分しか必要としなかった。

 第3シードのガエル・モンフィス(フランス)は予選を勝ち上がった内山靖崇(北日本物産)を6-1 6-2で倒し、このところの連勝数を「11」に伸ばした。モンフィスは、モンペリエとロッテルダムで優勝したばかりのところだ。彼は準々決勝で、同胞のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは2回戦で、第8シードのブノワ・ペール(フランス)との同胞対決を6-4 6-4で制した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 26: Novak Djokovic of Serbia celebrates victory over Philipp Kohlschreiber of Germany after his men's singles match on Day Ten of the Dubai Duty Free Tennis at Dubai Duty Free Tennis Stadium on February 26, 2020 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

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