組み合わせが決定、錦織は控えメンバーに [デビスカップ日本対エクアドル]

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」のファイナルズ予選「日本対エクアドル」(3月6、7日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の組み合わせ抽選が、3月5日(木)に行われた。
 
 日本は、シングルスが内山靖崇(北日本物産:単90位)と添田豪(GODAI:単117位)、ダブルスはマクラクラン勉(イカイ:複58位)と内山(複431位)の布陣で臨む。

 4年ぶりに代表入りした錦織圭(日清食品:単31位)は控えメンバーとなり、離脱した西岡良仁(ミキハウス:単48位)の代わりに綿貫陽介(日清食品:単219位)が補充された。

 対するエクアドルは、シングルスにエミリオ・ゴメス(単151位)とロベルト・キロス(単276位)、ダブルスにはゴンサロ・エスコバル(複69位)とディエゴ・イダルゴ(複257位)を起用した。

 抽選の結果、初日のシングルス2試合は、第1試合が添田とゴメス、第2試合は内山とキロスが対戦する。

 2日目は、ダブルス1試合と対戦相手を入れ替えたシングルス2試合が行われる予定となっている。ただし、出場選手はデ杯ルールに基づき変更される可能性がある。

 昨年の予選ラウンドの中国戦(2019年2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利してファイナルズに進出した日本は、ラウンドロビン(総当たり戦)でフランスとセルビアに敗れてグループ最下位で終えた。

 エクアドルはアメリカ地区グループⅠ(2019年9月14、15日/アメリカ・フロリダ州ドラル/ハードコート)でベネズエラを4勝0敗で下し、ファイナルズ予選進出を決めていた。

 日本とエクアドルは、今回が初対戦となる。

「日本対エクアドル」の組み合わせが決定(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

2020デビスカップ by Rakuten ファイナルズ|トーナメント表

 デビスカップは昨年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体「コスモス」の協力によって開発された。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、11月のファイナルズ(スペイン・マドリッド/室内ハードコート)に進出する。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

※文中の世界ランクは3月2日付

ワールドグループ・ファイナルズ予選|日本対エクアドル

第1日:3月6日(金)|12時00分~

第1試合 添田豪(GODAI:単117位)vs エミリオ・ゴメス(単151位)

第2試合 内山靖崇(北日本物産:単90位)vs ロベルト・キロス(単276位)

第2日:3月7日(土)|11時00分~

第3試合 マクラクラン勉(イカイ:複58位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ゴンサロ・エスコバル(複69位)/ディエゴ・イダルゴ(複257位)

第4試合 内山靖崇(北日本物産:単90位)vs エミリオ・ゴメス(単151位)

第5試合 添田豪(GODAI:単117位)vs ロベルト・キロス(単276位)

※デビスカップルールにより、第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

左からマクラクラン勉(イカイ)、綿貫陽介(日清食品)、添田豪(GODAI)、内山靖崇(北日本物産)、錦織圭(日清食品)、岩渕聡監督(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

※トップ写真は日本代表チーム(左側)とエクアドル代表チーム(右側)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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