内山靖崇がキロスから第2セットを奪取、第2試合は最終セットへ [デビスカップ]

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」のファイナルズ予選「日本対エクアドル」(3月6、7日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)のの第2試合で日本の内山靖崇(北日本物産:単90位)がエクアドルのロベルト・キロス(単276位)と対戦。第1セットを6-7(4)で落とした内山が第2セットを6-2で取り返し、最終セットに持ち込んだ。

 両者は今回が初対戦。2013年に初の日本代表入りを果たした27歳の内山は、今回が14回目のデ杯出場。これまでシングルスは4試合プレーし、2勝2敗の戦績を挙げている。

 オープニングマッチは添田豪(GODAI:単117位)がエミリオ・ゴメス(単151位)に5-7 6-7(3)で敗れ、エクアドルが先勝している。

 昨年の予選ラウンドの中国戦(2019年2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利してファイナルズに進出した日本は、ラウンドロビン(総当たり戦)でフランスとセルビアに敗れてグループ最下位で終えた。

 エクアドルはアメリカ地区グループⅠ(2019年9月14、15日/アメリカ・フロリダ州ドラル/ハードコート)でベネズエラを4勝0敗で下し、ファイナルズ予選進出を決めていた。

 日本とエクアドルは、今回が初対戦となる。試合は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、全日程無観客で実施される。

 デビスカップは昨年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体「コスモス」の協力によって開発された。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、11月のファイナルズ(スペイン・マドリッド/室内ハードコート)に進出する。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

2020デビスカップ by Rakuten ファイナルズ|トーナメント表

※文中の世界ランクは3月2日付

ワールドグループ・ファイナルズ予選|日本 0-1 エクアドル

第1日|3月6日(金)

第1試合 ●添田豪(GODAI:単117位)5-7 6-7(3) ○エミリオ・ゴメス(単151位)

第2試合 内山靖崇(北日本物産:単90位)vs ロベルト・キロス(単276位)

第2日|3月7日(土)

第3試合 マクラクラン勉(イカイ:複58位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ゴンサロ・エスコバル(複69位)/ディエゴ・イダルゴ(複257位)

第4試合 内山靖崇(北日本物産:単90位)vs エミリオ・ゴメス(単151位)

第5試合 添田豪(GODAI:単117位)vs ロベルト・キロス(単276位)

※デビスカップルールにより、第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

※写真は内山靖崇(北日本物産)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles