亜細亜大3年の松田美咲は3度目のITFツアー決勝で初優勝ならず [W25ミルデューラ]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ミルデューラ・テニス国際」(ITFワールドテニスツアーW25/オーストラリア・ビクトリア州ミルデューラ/3月2~8日/賞金総額2.5万ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、松田美咲(亜細亜大学)はマリアンナ・ザカルリュク(ウクライナ)とのノーシード対決に6-7(2) 1-6で敗れた。試合時間は1時間43分。

 昨年のインカレ室内で初の全国タイトルを獲得した21歳の松田がITFツアーのシングルスで決勝に進出したのは昨年6月の金泉(W15/ハードコート)以来で3度目だったが、初優勝はならなかった。

 今大会での松田は、1回戦で本藤咲良(マサスポーツシステム)を6-3 6-4で、2回戦で第6シードのイバナ・ポポビッチ(オーストラリア)を3-6 7-5 6-3で、準々決勝でイリナ・ラミアリソン(フランス)を6-7(3) 6-4 6-3で、準決勝では第1シードのアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を7-5 7-6(7)で破って決勝進出を決めていた。

 松田以外の日本勢は6人がシングルス本戦に出場していたが、第5シードの華谷和生(三浦工業)が8強入りしたのが最高成績だった。

ITFワールドテニスツアー表彰写真|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○28マリアンナ・ザカルリュク(ウクライナ)7-6(2) 6-1 ●14松田美咲(日本/亜細亜大学)

女子シングルス準決勝

○14松田美咲(日本/亜細亜大学)7-5 7-6(7) ●1アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)[1]

○28マリアンナ・ザカルリュク(ウクライナ)6-2 6-7(5) 6-0 ●19サラ・トミック(オーストラリア)[Q]

女子シングルス準々決勝

○1アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)[1] 6-3 7-5 ●8華谷和生(三浦工業)[5]

○14松田美咲(日本/亜細亜大学)6-7(3) 6-4 6-3 ●11イリナ・ラミアリソン(フランス)

○19サラ・トミック(オーストラリア)[Q] 6-3 6-3 ●24アビー・マイヤーズ(オーストラリア)[3]

○28マリアンナ・ザカルリュク(ウクライナ)7-6(2) 6-4 ●32レオニー・キュング(スイス)[2]

女子ダブルス決勝

○16テレサ・ミハリコバ/アビー・マイヤーズ(スロバキア/オーストラリア)[2] 6-3 6-2 ●1アリナ・ラディオノワ/エリン・ラウトリフ(オーストラリア/ニュージーランド)[1]

女子ダブルス準決勝

○1アリナ・ラディオノワ/エリン・ラウトリフ(オーストラリア/ニュージーランド)[1] 6-1 6-4 ●5小関みちか/上田らむ(橋本総業ホールディングス/ノア・インドアステージ)[4]

○16テレサ・ミハリコバ/アビー・マイヤーズ(スロバキア/オーストラリア)[2] 6-4 6-4 ●12アレクサンドラ・ボジョビッチ/イバナ・ポポビッチ(オーストラリア)[3]

※写真は昨年の全日本選手権での松田美咲(亜細亜大学)
撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA

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