3月11日夜半に仏レキップ紙が報じたところによれば、ATPプレーヤー委員会はテニスツアーが来たる6週間、コロナウイルス感染症を理由に休止することを木曜日に承認することになるはずだという。

 同紙は世界中で起きている状況を鑑みれば理に適ったことではあるが、それでも衝撃的なことだと事態を表現した。少なくとも5月までテニスの大会が行われない可能性が出てきたというのだ。

 今季最初のマスターズ(ATP1000)である「BNPパリバ・オープン」(カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月12〜22日)の延期が世界をあっと言わせたことでどんなことも起こり得るように見えていたとはいえ、水曜日にすべては悪しき方向に加速したと同紙は言う。

 この日、チェコでいくつかの大会がキャンセルされ、ハンガリーでの女子国別対抗戦「フェドカップ・ファイナルズ」(4月14〜19日)の延期が決まった。また、モナコ・モンテカルロでの「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(4月12〜19日)が無観客で行われる可能性が検討され、スペインの「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(4月20〜26日)、「ムトゥア・マドリッド・オープン」(5月3〜10日)も同様に無観客の開催を考慮している。また選手たちはカザフスタンのチャレンジャー大会の最中に、検閲を避けるために国をあとにした。

 そして欧州時間の水曜日夜、2週間のうちに始まる予定だったフロリダ州マイアミでの「マイアミ・オープン」(3月25日〜4月5日)だけでなく、来たる6週間のすべての大会が延期されるというニュースが飛び込んできたのだという。もっとも大会の延期は、まだATPとWTAによって公式に発表されていない。

 しかしレキップ紙は、この決断は木曜日にATPとWTAによって認証されるはずだと報じている。同紙は4月27日までテニスの大会は行われない可能性は大で、これが現実になれば日程やランキングに大問題を引き起こしかねないと報じている。

 また同紙は、今年ふたつ目のグランドスラム大会、「フレンチ・オープン」(5月18日〜6月7日)が予定通り行われ得るのかを懸念し、前述のインディアンウェルズやマイアミを9月の「USオープン」後に行う可能性についても言及している。

※写真は2019年マイアミ・オープン会場。優勝はロジャー・フェデラー(スイス)
MIAMI GARDENS, FL - MARCH 31: Roger Federer (SUI) poses for pictures after winning the Mens Final of the Miami Open on March 31, 2019 at Hard Rock Stadium in Miami Gardens, FL. (Photo by Aaron Gilbert/Icon Sportswire via Getty Images)


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