本村剛一プロが毎朝行うシンプル体幹トレーニング_フィジカル・シリーズvol.10【本誌連動動画】
今回ウォーミングアップ・シリーズを担当するのは、本村剛一プロです。現役時代はパワフルなストロークを武器に世界を転戦。単複で全日本のタイトルを獲得し、デ杯代表としても長く活躍しました。引退は10年以上も前の話ですが、その実力は衰えていません。その秘訣は「ちゃんとトレーニングしていますから!」ーー本村プロが毎朝、欠かさず続けている体幹トレーニングを紹介してもらいました。46歳の登場はシリーズ最年長です!【2020年4月号掲載】
本村剛一プロが
毎朝行う
シンプル体幹トレーニング
指導◎本村剛一
もとむら・ごういち◎1973年12月25日生まれ。千葉県習志野市出身。テニスの名門・柳川高卒業後にプロ転向。パワフルなストロークを武器に活躍し、全日本選手権はシングルスで4回、ダブルスで3回の優勝を誇る。2000、03年と全豪オープンに2度出場。デ杯の成績はシングルス21勝16敗、ダブルス3勝1敗。2009年の引退後も日本リーグなどで活躍中。自己最高世界ランクはシングルス134位(2000年3月)、ダブルス159位(1998年10月)。イカイ所属
本村プロからのアドバイス
現役時代よりも「技術力」がアップ
トレーニングで大事なのは継続性です。
もう46歳ですから、体力は衰えているとは思うんですが、正直あまり感じていませんね(笑)。いや、若い選手との試合中、振られたときの戻り、切り返しの際に感じるかな。昔はもっと速く動けたと思うので。あと、翌日に身体が少し痛いと感じることが多いので回復力は落ちてますね。ただ、技術力は現役時代よりアップしているかな。ラケット面の作り、角度のつけ方などが向上し、だからボレーやパッシングショットは今のほうがうまいと断言できます。
トレーニングは大事ですけど、とにかく継続することが一番。やるときはやる、やらないときはやらない、ではなくて、少しの時間でも毎日コツコツとやる。自分が決めたことを毎日やるという意志、姿勢です。そうすると意識が変わり、毎日やれば自信にもなり、自然と体力面も変わってくるはず。今回は僕が毎朝、起きたら必ず行っている体幹トレーニングを紹介します。時間にして10分ほどの簡単なものです。参考にしてください。
▼トレーニングの詳しい解説(テキスト)は、テニスマガジン2020年4月号に掲載しています。動画と合わせてご覧ください。
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