ウインブルドン主催者は今のところ、観客なし、予定遵守、延期か中止の選択肢を手にしている。

 現時点での彼らは、無観客での開催はあり得ないと言っている。テニスツアーが6月7日まで休止となっている中、予定遵守もかなり難しそうに思われる。しかし芝という特殊なサーフェスで行われるウインブルドンにとって、期間の変更はハードコードほど単純なことではない。ウインブルドンは来週に会合を開き、2020年大会をどうするかを決めるために話し合うことになるという。

 イギリス・ロンドンで開催されるウインブルドン特有の問題は、コートサーフェスとして採用している芝だ。大会はプレスリリースを通し、「このサーフェスの性質ゆえ、大会を開催できる期間は限られているのです。そのため延期には大きなリスクが伴います」と中止の可能性も仄めかした。

 元ダブルス世界ランク1位のジェイミー・マレー(イギリス)はBBC(英国放送協会)のインタビューの中で、「状況はあまり思わしくない。延期は可能かもしれないが、どのくらい後押しにできるかは分からない」と話していた。

 会場となるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの芝は大会時に完璧な状態になるようしっかりとプログラムされた上で、綿密なケアの下に育てられている。コートは1ヵ月プレーされるために11ヵ月をかけて準備されており、期日を変えるのは簡単なことではない。大会がいつになるかわからない、つまりいつ完璧な状態になるよう整備するべきかが分からないということはウインブルドンのグラスキーパーにとって大きな問題となるようだ。

※写真はウインブルドンの会場となるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ
LONDON, ENGLAND - MARCH 26: A general view of the offices of The All England Lawn Tennis and Croquet Club, best known as the venue for the Wimbledon Championships, on March 26, 2020 in London, England. The Coronavirus (COVID-19) pandemic has spread to at least 194 countries, claiming over 21,000 lives and infecting over 470,000 people. There have now been over 9,500 diagnosed cases in the UK and 463 deaths. (Photo by Andrew Redington/Getty Images)


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