ラファ・ナダル・アカデミーはSNS上で発信したリリースの中で、ATPとWTAの選手を迎えて大会を開催することを検討していると発表した。ATPとの話し合いは、すでに進行中だという。

 同日の土曜日にはセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチとして知られるパトリック・ムラトグルー氏もフランスのニースにある自身のテニスアカデミーで観客なしの“独立テニスリーグ”を5月半ばに開催する計画を発表しており、仏レキップ紙は「テニス界でプレー再開のプロジェクトが増え始めている」と伝えている。

 スペイン・マヨルカ島マナコールにあるラファ・ナダル・アカデミーも同様に、新型コロナウイルスの状況がより安定すると見込まれている5月か6月に大会を開催したいと考えているようだ。プレスリリースの中でアカデミーは、同施設内で大会を開催することについてATPと話し合っていることを明かした。

 基盤となる考えは、ATPとWTAツアーの選手たちをアカデミーの施設に迎え入れて宿泊してもらい、そこで練習および対戦ができるようにするというものだ。滞在者間で行われる試合は、のちにテレビで放映できるように計画を立てている。

「ATPはこのアイデアを気に入ってくれている。この2ヵ月のうちに開催が可能となるような環境が揃って世界的状況が実現を許す状態になれば、すぐにでもこの試みを実現できるようしたいと考えている。我々はそのための方式を研究し、検討を重ねている」とアカデミーの事業開発責任者であるカルロス・コスタ(スペイン)は説明した。

「ラファ・ナダル・スポーツ・センターには多くの選手を受け入れ、トレーニングの場を提供する施設のキャパシティを備えている。選手は施設内に留まりながらトレーニングし、他の選手と対戦することができる。我々にはツアー再開に備え、体調を整えて準備するための環境がある。十分なコンディショニング調整を可能にする大きなフィットネス施設、セミオリンピックサイズのプールやスパセンターも完備している」とコスタは続けた。

 この企画を考案した張本人だというラファエル・ナダル(スペイン)は、「現時点では、テニスはそれほど重要なことではない。より重要なのは、あくまで皆の健康だ。しかし来たる数ヵ月、我がアカデミーは他のプロ選手を助けることが可能だ。彼らがここに来ることができればいいと思っている。すぐさま大会を開催することはできないが、滞在者同士の中で挑戦し合うことは我々選手たちがツアー再開の際に必要なレベルを維持するのに役立つと思う」とコメントしている。

※写真は2019年ブリスベン国際の期間中にラファ・ナダル・アカデミーに選抜された若い選手たちとプレーしたラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


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