ギー・フォルジェがラジオ番組でロラン・ギャロスの開催時期について言及

フレンチ・オープンの大会ディレクターであるギー・フォルジェ(フランス)が土曜日に放送されたフランスのラジオ番組「EUROPE1」でのインタビューの中で、通常は5月から6月にかけて行われるフレンチ・オープンは恐らく9月末から10月初頭に間に開始することになるだろうと発言した。彼は新型コロナウイルス(COVID-19)の問題が鎮まり、観客を迎えることができるように願ってもいる。

 ロラン・ギャロスは今のところ、秋の開催を目指して準備を進めている。

「まだ正式な発表はされていないが、開始日は恐らく9月末か10月初頭になるだろう」と大会ディレクターのフォルジェはコメントした。

「我々はここから年末までのツアーがどのようになるかという全体的な発表をするため、ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)と密に連絡を取り合っている」

 フォルジェによれば選択肢はいくつかあり、うちひとつは大会延期発表当時の案である「予選を9月20日に開始し、本戦がその後2週間続く」というものだ。「発表するのは時期尚早だが、9月20日から27日の間だろう」とフォルジェは語った。

 何よりロラン・ギャロスは、今のところ元来のスケジュール(8月30日~9月13日)を維持しているもうひとつのグランドスラム大会であるUSオープンと調和した日程を組まなければならない。

「たくさんの疑問符がある。ニューヨークは新型コロナウイルスにより、フランス以上に大きな被害を受けている。彼らも開催の準備にあたって大きな問題を抱えており、6月半ばにUSオープンがどのようになるかの発表があるはずだ」とフォルジェは言い添えた。

 ニューヨークが特に新型コロナウイルスの影響を受けた都市であるため、USオープン会場を被害の少なかった別の町に変更して開催する可能性も考慮されていると報じられている。(テニスマガジン)

※写真はフレンチ・オープン大会ディレクターのギー・フォルジェ(フランス/左)(Getty Images)

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