ツアー再開後は「すべてが違った様相を呈するはず」とマテック サンズ

男女のプロテニスツアーが8月から公式戦を再開するため、「暫定」カレンダーと呼ばれるものを発行した。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、プロテニスの競技は3月途中から中断されていた。

 1月から本格的なテニスをプレーしていなかったマディソン・キーズ(アメリカ)は、テニスが再開されることに胸を高鳴らせた。

「いつもの私たちならシーズン半ばに差し掛かると、『ああ、数週間でも家にいられたらどんなにいいかしら。もう長いこと旅し続けているから。試合のプレッシャーのかかる瞬間には本当にストレスを感じるわ』と思っているものよ」とキーズはコメントした。

 しかしツアーが再開される前に、はっきりしないことや調整されるであろうことがまだいくつも残っている。

「私の意見では、USオープンでは――そして他の大会でも――すべてが違った様相を呈するんじゃないかしら。観客はいない。ロッカールームはどんなふうになるの? 食べ物はどこ? トランスポーテ―ションは? 本当に多くの疑問がある。私たちがこれまでプレーしてきた他の年と同じようにはならないでしょうね」とベサニー・マテック サンズ(アメリカ)は指摘した。

 彼女はグランドスラム大会の女子ダブルスとミックスダブルスで、合計9つのタイトルを獲得している

「個人的には、すべての答えが私を満足させるものになるとは思えないわ」

 キーズとマテック サンズは来週、サウスカロライナ州チャールストンで行われるエキシビション大会に参戦する予定になっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)(Getty Images)

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