北コロラド大学がコロナ危機による予算不足で男女のテニスプログラムを終了

北コロラド大学は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる予算不足により、経費削減の一環として男子と女子のテニスプログラムを打ち切ることになった。

 コロラド州グリーリーにあるこの大学は今後、9つの女子スポーツを含む17の競技を支援することになる。同大学によると、学校に残ることを希望する学生アスリートは引き続き奨学金制度を受けることができる。

 NCAA(全米大学体育協会)のトランスファー(他の大学への編入)規定に従い、学生アスリートは直ちに別の大学で競技を続ける権利がある。同大学では編入する過程で、彼らをサポートすると明言した。

「これは自分の役職において関与できるもっとも困難な決断のひとつです」と北コロラド大学のスポーツ部門ディレクターであるダレン・ダン氏はコメントした。「この決断に至るため、適切な時期や簡単な方法はありません…。残念ながら施設と予算の制限により、テニスの学生アスリートに選手権でプレーする経験を提供することはできません」。

 すべてのスポーツ部門のコスト削減策のため、北コロラド大学では50万ドル以上の節約を計画していると発表した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年5月にフロリダ州オーランドで行われたNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権の様子(Getty Images)

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