リスクが世界504位に苦戦も大会初勝利 [クレジット・ワン・バンク招待]

アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンで開催されている非公式のチームイベント「クレジット・ワン・バンク招待」の大会3日目は、シングルス4試合とダブルス2試合が行われた。

 同大会は毎年春に開催されるWTAツアー公式戦「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/クレーコート)と同じ会場で行われ、16人の女子選手が2つのチーム分かれて単複の試合をプレーする。収益の半分は、大会を通して健康と安全の手順を管理するサウスカロライナ医科大学に寄付される。

 中断試合も含めて前日から持ち越された試合が終了し、続く試合からは勝ち点「2」が与えられることになった。

 アリソン・リスク(アメリカ)とユージェニー・ブシャール(カナダ)がシングスで勝ったあと両チームの得点が6対6で並んだが、最後のダブルスでベサニー・マテック サンズ/ソフィア・ケニン(ともにアメリカ)が勝利しチームPEACEが8対6のリードで3日目を終えることになった。

 19歳のエマ・ナバーロ(アメリカ)を7-6(5) 4-6 [10-7]で振りきった世界ランク19位のリスクは、大会初勝利を挙げた。世界504位のナバーロは開催地チャールストンに10年近く住んでおり、昨年のフレンチ・オープンのジュニアの部で準優勝した実績を持っている。

大会3日目の試合結果

チームKINDNESS 6-8 チームPEACE

第1試合 ●ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)3-6 2-6 ○ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)

第2試合 ○スローン・スティーブンス(アメリカ)/アマンダ・アニシモワ(アメリカ)4-6 7-6(5) [10-7] ●ユージェニー・ブシャール(カナダ)/ダニエル・コリンズ(アメリカ)

第3試合 ○マディソン・キーズ(アメリカ)6-1 6-7(6) [10-4] ●キャロライン・ドラハイド(アメリカ)

◇◇◇◇◇(以降の試合は勝ち点2)◇◇◇◇◇

第4試合 ○アリソン・リスク(アメリカ)7-6(5) 4-6 [10-7] ●エマ・ナバーロ(アメリカ)

第5試合 ●レイラ・フェルナンデス(カナダ)4-6 3-6 ○ユージェニー・ブシャール(カナダ)

第6試合 ●ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/マディソン・キーズ(アメリカ)2-6 6-1 [7-10] ○ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ソフィア・ケニン(アメリカ)

第7試合 モニカ・プイグ(プエルトリコ)順延 アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)

 大会のルールとして2日目までの試合が勝ち点「1」、3日目と4日目が勝ち点「2」、5日目と最終日のスーパーサンデーは勝ち点「3」が与えられ、総得点の多いチームの勝利となる。(テニスマガジン)

※写真は5月にアメリカ・フロリダ州ウェストパームビーチで行われたエキシビションマッチでのアリソン・リスク(アメリカ)(Getty Images)

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