ジョコビッチの失敗に学び、クロアチアサッカーが無観客に戻る

クロアチアのサッカー連盟が試合で観客の観戦を許すポリシーを覆し、シーズンの残りを無観客で行うと発表した。

 この決定について連盟は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者が大幅に増えたことからであると説明した。

 6月半ばからクロアチアのスポーツ大会で観客の観戦が許され、その中にはサッカーの1部リーグや男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)によって企画されたザダルのテニス大会もあった。この大会はソーシャルディスタンスのガイダンスを無視したことで、強い批判を受けていた。

 ジョンズ・ホプキンズ大学の統計によれば、人口400万人のクロアチアの記録された総感染者数はこの月曜の時点で4370人、死者は122人となっている。無観客の規制は、女子の競技にも適用される。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「アドリア・ツアー」ベオグラード大会でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

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