パレルモ女子オープンで新型コロナ陽性者が出るも大会は予定通り続行

WTAツアー公式戦の「31°パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/イタリア・パレルモ/8月3~9日/賞金総額22万5000ドル/クレーコート)が公式サイトを更新し、出場予定だった選手が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性だったと発表した。選手の名前は公表されておらず、無症状ではあるが大会を欠場することになった。

 これに対してWTA(女子テニス協会)は声明を発表し、「WTAは大会の感染管理責任者と協力し、メイヨー・クリニックの医療アドバイザーと感染症専門家とともにCOVID-19対応計画を直ちに実行しました。陽性と診断された個人は確立されたプロトコルに従って医師に承認されるまで隔離され、適切な治療を受けます。さらに個人と密接に接触した可能性のあるすべての人々は、WTAのプロトコルに従って検査を受けています」と説明した上で、大会は予定通り続行されると締めくくった。

 主催者は前日に開かれた記者会見で、「これまでに190件のPCR検査を行ったが、陽性は出なかった」とコメントしていた。

 この大会はパンデミックによる5ヵ月の休止に続くツアー再開後の初戦として注目されており、この日はシングルス予選1回戦16試合が行われた。(テニスマガジン)

※写真はイメージ(Getty Images)

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