グランドスラム優勝歴3回のマレーがワイルドカードを獲得 [ウェスタン&サザン・オープン]
ATPツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/ハードコート)が本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)の4選手を発表し、グランドスラム優勝歴3回のアンディ・マレー(イギリス)がフラッシングメドウで開催されるUSオープン前哨戦に参戦することになった。
元世界ランク1位のマレーは、2008年と11年にこのマスターズ大会でタイトルを獲得した。同大会は本来であればオハイオ州シンシナティで開催されるが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で今年は例外的にUSオープン(8月31日~9月13日)の会場であるUSTAビリー ジーン・キング・ナショナルテニスセンターで8月20~28日に行われる予定になっている。
マレーのほかにもテニス・サングレン(アメリカ)、トミー・ポール(アメリカ)、フランシス・ティアフォー(アメリカ)がワイルドカードを獲得した。
臀部に2度の手術を受けた33歳のマレーは、スペイン・マドリッドで開催された昨年11月のデビスカップを最後に公式戦でプレーしていない。彼は2012年USオープンでグランドスラム初優勝を飾り、2013年と16年のウインブルドンでも栄冠に輝いた。
ウェスタン&サザン・オープンは今のところ、3月途中からパンデミックにより中断したあと最初の男子公式戦となる予定だ。女子ツアーは今週、一足早くイタリア・パレルモの大会で再開した。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は「バトル・オブ・ブリッツ・チームテニス」でプレーしたアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)
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