キリオスがフレンチ・オープンもスキップする可能性

すでにUSオープン欠場を決めているニック・キリオス(オーストラリア)が木曜日に地元オーストラリアのテレビ番組でインタビューに答え、自分がヨーロッパに渡ってフレンチ・オープンに出場する可能性は「正直、『非常に少ない』と『皆無』の間だ」と発言した。

 フレンチ・オープンに2013年から5年連続で出場したキリオスは2015年と16年の3回戦進出が最高成績だが、ここ2年はプレーしていない。2018年が故障、昨年は健康上の問題を理由にドロー決定後に出場を取り消していた。

 キリオスは番組内で、「僕はこの時間を家で過ごすために使おうと思う。この期間に何も間違った行動を取らなかったすべての人を僕は尊敬するよ。僕はただ責任を持って行動し、プレーするための環境が整うまで待つつもりだ」とコメントした。

 彼はまた現在メルボルンが2度目のロックダウン中であることを受け、「今日はラジオで、新規感染者が700人出たと聞いた。死者に関しても新たなピークに達している。オーストラリアン・オープンが開催されるかについて、僕は確信が持てない」と懸念を露わにした。(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンの練習コートでのニック・キリオス(オーストラリア)(Getty Images)

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