国際テニス連盟が新しいコーチ認定プログラムを導入

国際テニス連盟(ITF)が月曜日に公式サイトを更新し、新しいコーチ認定プログラムを導入したことを発表した。このITF認定プログラムを通し、ITFは世界中のすべてのレベルで資格のあるテニスコーチの数を増やすことを目指している。

 これまで20年以上に渡ってITFはコーチのコーチの育成と開発プログラムを提供してきたが、ITF自体がテニスコーチを認定するのは初めてのこととなる。以前はITFの支援により、各国のテニス協会がコーチの認定を行っていた。

 ITFは引き続き210の加盟国すべてと緊密に連携するが、コーチ認定プログラムがまだ確立されていない国でのコーチ認定が可能になる。またコーチングに関する国際的な最低水準を設定し、すでに承認されている各国のコーチ認定プログラムをITFが補完していく。

 この日からITF認定コースを無事に修了したすべてのコーチはそれぞれの国の協会に認められている資格に加え、信頼できるレベルに達した「ITF認定コーチ」と名乗ることができる。

 テニス開発部門のITF幹部であるルカ・サンティッリ氏は、「高品質のテニスコーチングを利用できることはテニスへの参加を増やし、優秀な選手を生み出すための重要な要素であることが証明されています」と説明し、「これはコーチング戦略の次のステップであり、世界中のコーチングの基準を改善するものと確信しています」とコメントした。(テニスマガジン)

※写真はイメージ(Getty Images)

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