アンドレスク欠場で男女とも前年覇者不在のUSオープンに
女子テニス世界ランク6位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が木曜日に自身のSNSを更新し、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を欠場すると発表した。
アンドレスクはSNSへの投稿を通し、「親しい人たちと何度も話し合った結果、今年はニューヨークに戻らないという難しい決断を下しました」とコメントした。
昨年10月に中国・深圳でのWTAファイナルズで左膝を負傷したアンドレスクはそれ以来プレーしておらず、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため最高レベルでプレーする準備を整えることができなかったことを示唆した。
2019年シーズン躍進を遂げたアンドレスクは3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初タイトルを獲得し、8月には地元カナダのトロント(WTAプレミア5/ハードコート)で2勝目を挙げ、続くUSオープンでは決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒してグランドスラム初制覇を果たした。
これに先立ち男子のディフェンディング・チャンピオンであるラファエル・ナダル(スペイン)が欠場することを発表しており、今年のUSオープンは男女とも前年覇者が不在で行われることになった。(テニスマガジン)
※写真は2019年USオープン優勝後のロックフェラー・センターのトップ・オブ・ザ・ロックでのフォトセッションでのビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)
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