ジョコビッチ、ナダル、ティームが「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を確保

ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトを更新し、調整した2020年の暫定カレンダーを公開した。ATPツアーは新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより3月途中から中断しており、8月22日から28日にフラッシングメドウで行われるウェスタン&サザン・オープン(ATP1000/ハードコート)から再開される予定となっている。

 シーズン末のトップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)は11月15日から22日まで、無観客での開催が計画されている。しかしATPは可能性を諦めず、限定的であってもファンが観戦できるようになることを望んでいる。

 すでに出場資格を確保した選手も発表され、シングルスはノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)の3人、ダブルスではラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)が一早く上位8位以内に入ることを確定させた。

 ロンドンでATPファイナルズが開催されるのは今年までとなっており、2021年から25年まではイタリア・トリノで行われることが決まっている。(テニスマガジン)

※写真は左からノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)

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