ワウリンカがチャレンジャー大会で10シーズンぶりのタイトル獲得 [プラハ・チャレンジャー]
ATPツアー下部大会の「I.CLTKプラハ・オープン」(チャレンジャー125/チェコ・プラハ/8月15~22日/賞金総額13万7560ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのスタン・ワウリンカ(スイス)がノーシードから勝ち上がってきたアスラン・カラツェフ(ロシア)を7-6(2) 6-4で倒し、男子プロテニスツアーが中断してから最初のチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間44分。
男子ツアーは新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより3月途中から中断していたが、今大会とイタリア・トーディ(チャレンジャー100/クレーコート)のチャレンジャー大会で再開された。
チャレンジャー大会でワウリンカがタイトルを獲得したのは、2010年6月のルガーノ(8万5000ユーロ/クレーコート)以来でキャリア7度目となる。決勝での戦績は、7勝2敗となった。
今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したワウリンカは、初戦となった2回戦でロマン・サフィウリン(ロシア)を6-1 4-6 6-1で、3回戦でオスカー・オッテ(ドイツ)を3-6 7-5 6-1で、準々決勝で第6シードのスミト・ナガル(インド)を2-6 6-0 6-1で、準決勝ではワイルドカードで出場したミハエル・ベルベンスキー(チェコ)を5-7 6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。
男子ダブルス決勝は、ピエール ユーグ・エルベール/アルトゥール・リンダークネク(ともにフランス)がワイルドカードのズデネク・コラル/ルーカシュ・ロソル(ともにチェコ)を6-3 6-4で下して優勝を飾った。
ワウリンカは次週に同じくプラハで開催されるチャレンジャー大会(チャレンジャー125/クレーコート)でもワイルドカードを受け取っており、第1シードで参戦予定となっている。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
上位の試合結果
男子シングルス決勝
○1スタン・ワウリンカ(スイス)[1/WC] 7-6(2) 6-4 ●62アスラン・カラツェフ(ロシア)
男子シングルス準決勝
○1スタン・ワウリンカ(スイス)[1/WC] 5-7 6-3 6-3 ●21ミハエル・ベルベンスキー(チェコ)[WC]
○62アスラン・カラツェフ(ロシア)7-5 7-6(7) ●48ピエール ユーグ・エルベール(フランス)[3]
男子シングルス準々決勝
○1スタン・ワウリンカ(スイス)[1/WC] 2-6 6-0 6-1 ●16スミト・ナガル(インド)[6]
○21ミハエル・ベルベンスキー(チェコ)[WC] 6-2 3-6 6-4 ●27エリアス・イーメル(スウェーデン)
○48ピエール ユーグ・エルベール(フランス)[3] 7-5 5-7 6-3 ●38タロン・グリークスプア(オランダ)
○62アスラン・カラツェフ(ロシア)7-6(3) 6-4 ●49ヘンリー・ラクソネン(スイス)[7]
男子ダブルス決勝
○10ピエール ユーグ・エルベール/アルトゥール・リンダークネク(フランス)6-3 6-4 ●8ズデネク・コラル/ルーカシュ・ロソル(チェコ)[WC]
男子ダブルス準決勝
○8ズデネク・コラル/ルーカシュ・ロソル(チェコ)[WC] 不戦勝 ●4イリ・レヘカ/トマーシュ・マチャク(チェコ)[WC]
○10ピエール ユーグ・エルベール/アルトゥール・リンダークネク(フランス)6-4 7-5 ●14スティーブン・ディエズ/ブラジュ・ロラ(カナダ/スロベニア)
※写真は昨年のフレンチ・オープンでのスタン・ワウリンカ(スイス)(Getty Images)
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