コロナから回復したチョリッチが初戦に勝利「後悔はしていない」 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)が月曜日に開幕し、初日はトップハーフの男女シングルス1回戦が行われた。

 ボルナ・チョリッチ(クロアチア)は6月にノバク・ジョコビッチ(セルビア)が主催したチャリティ大会で新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した選手のひとりだった。その大会はソーシャルディスタンスなどコロナ関連の予防措置が取られておらず、複数の陽性者を出して非難された。

USオープン2020|トーナメント表

 幸いにも彼の症状は穏やかなもので、今では完全に回復している。チョリッチは振り返り、何の予防策もなくプレーしたのは間違いだったと気付いている。

「僕自身を含め、皆が犯したミスがあった」とチョリッチは1回戦に勝利したあとにコメントした。第27シードのチョリッチはかの日、パブロ・アンドゥハル(スペイン)を7-5 6-3 6-1で破っていた。

「僕たち皆は少し気持ちが緩んでいて、リラックスしてしまっていたのだと思う」

 そのイベントの魅力は、クロアチアの故郷の近くでプレーできるということだった。

「あんなふうに終わってしまって悲しかったけど、善意で行ったことだから後悔はしていない」と彼は語った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでのボルナ・チョリッチ(クロアチア)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles