大会6日目、センターコート第2試合でセレナとスティーブンスが対決 [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の大会6日目は、ボトムハーフの男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦が行われる予定になっている。
過去の優勝者同士による地元勢対決で、第3シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と第26シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が顔を合わせる。この試合はグランドスラム大会終盤にありがちな注目度の高いカードだが、今回はそれが3回戦で起きることになった。
これはこの両者による6度目の対決で、過去の対戦成績はセレナが5勝1敗でリードしている。セレナの4連勝が含まれるが、最後の対決は2015年フレンチ・オープンにまで遡る。スティーブンスの唯一の勝利は、2013年オーストラリアン・オープンでのことだった。
今回ひとつ違うのは、スタンドに観客がいないということだ。
「ファンがいたら、すごく熱い試合になっただろうと分かってるわ」とスティーブンスはコメントした。スティーブンスが2017年にUSオープンでタイトルを獲得しており、セレナは6度栄冠に輝き過去2年を含めて4度準優勝している。
グランドスラムで24回目のタイトルを目指すセレナは、今大会の最初の2試合をストレートで制した。セレナとスティーブンスの試合はアーサー・アッシュ・スタジアムでの第2試合で、その前には2019年大会準優勝者で第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した21歳のJ.J.ウルフ(アメリカ)の男子シングルス3回戦が組まれている。
アーサー・アッシュ・スタジアムでのナイトセッションには、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と2014年覇者で第31シードのマリン・チリッチ(クロアチア)の試合、そして3年前の決勝でスティーブンスに敗れて準優勝に終わった第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)とアリゼ・コルネ(フランス)の対戦が予定されている。
土曜日の天気予報
晴れ(最高気温28度)
金曜日の天気
晴れ(最高気温31度)
金曜日の主な試合結果
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
男子シングルス3回戦
○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-3 6-1 ●8ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)[28]
○17デニス・シャポバロフ(カナダ)[12] 3-6 6-3 4-6 7-6(5) 6-2 ●24テイラー・フリッツ(アメリカ)[19]
○32ダビド・ゴファン(ベルギー)[7] 6-1 7-6(5) 6-4 ●25フィリップ・クライノビッチ(セルビア)[26]
○40ボルナ・チョリッチ(クロアチア)[27] 6-7(2) 6-4 4-6 7-5 7-6(4) ●33ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4]
女子シングルス3回戦
○8ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)[28] 6-3 6-3 ●4カロリーヌ・ガルシア(フランス)
○9アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[17] 6-3 6-4 ●13アン・リー(アメリカ)
○33大坂なおみ(日本/日清食品)[4] 6-3 6-7(4) 6-2 ●37マルタ・コスチュク(ウクライナ)
○64ペトラ・クビトバ(チェコ)[6] 6-4 6-3 ●60ジェシカ・ペグラ(アメリカ)
本日のスタッツ(統計)
「11」――女子シングルス3回戦に進出したアメリカ人プレーヤーの数(同じ数字だった1992年以降で最多)
本日のコメント
「僕はただ、びびってしまった」――テイラー・フリッツ(アメリカ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)に逆転負けした試合の第4セット5-3からの自分のサービスゲームをブレークされたことについて。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/右)とスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)
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