6つのマッチポイント凌いだチョリッチがチチパスに逆転勝利「運がよかっただけ」 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の大会5日目は、トップハーフの男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦などが行われた。

 この日の最終試合は、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の崩壊で幕を閉じた。チチパスは第4セットであった6つのマッチポイントを決めきれず、第27シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に7-6(2) 4-6 6-4 5-7 6-7(4)で敗れたのである。

USオープン2020|トーナメント表

 今大会でチョリッチが5セットを戦い4時間以上をかけて勝利を掴んだのは、これで2試合連続となる。彼は2回戦でもフアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)に対し、セットカウント1-2から挽回して勝っていた。

 第1セットが終わったあと、チョリッチは右肩と首の治療を受けていた。第4セットで1-5となってから、チョリッチは6つのブレークポイントを凌いだ上に3度連続でチチパスのサービスゲームをブレークした。

「ただ運がよかったんだよ」とチョリッチはコメントした。

 チョリッチは次のラウンドで、ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を7-5 6-4 6-1で破って勝ち上がったジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。この勝利でトンプソンは、グランドスラム大会で初めて4回戦に到達した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はボルナ・チョリッチ(クロアチア)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 04: Borna Coric of Croatia returns a volley during his Men’s Singles third round match against Stefanos Tsitsipas of Greece on Day Five of the 2020 US Open at USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 04, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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