21歳シャポバロフが初のグランドスラム8強、ゴファンは4年連続4回戦敗退 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第12シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-7(0) 6-3 6-4 6-3で振りきり、グランドスラムで初のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間29分。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる21歳のシャポバロフは、2017年の初挑戦時に予選からベスト16に勝ち残ったのがこれまでの最高成績だった。昨年は3回戦で、ガエル・モンフィス(フランス)に7-6(5) 6-7(4) 4-6 7-6(6) 3-6で敗れていた。

USオープン2020|トーナメント表

 2019年シーズンのシャポバロフは10月にストックホルムでATPツアー初タイトルを獲得し、11月にはパリでマスターズ自己最高となる準優勝を飾っていた。

 この結果でシャポバロフは、ゴファンとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年10月に東京(ATP500/ハードコート)の2回戦で初対戦しており、ゴファンが7-6(5) 7-6(2)で勝っていた。

 今大会でのシャポバロフは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-4 4-6 6-3 6-2で、2回戦でクォン・スンウ(韓国)を6-7(5) 6-4 6-4 6-2で、3回戦では第19シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を3-6 6-3 4-6 7-6(5) 6-2で破って16強入りを決めていた。

 シャポバロフは準々決勝で、第20シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦する。カレーニョ ブスタは4回戦で対戦した第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が線審にボールをぶつけしまい、失格処分となったため勝ち上がっていた。(テニスマガジン)

※写真はデニス・シャポバロフ(カナダ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 06: Denis Shapovalov of Canada reacts to winning match point during his Men’s Singles fourth round match against David Goffin of Belgium on Day Seven of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 6, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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