21歳デミノーが初のグランドスラム8強へ、ポスピショルの進撃を阻止 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第21シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がノーシードから勝ち上がってきたバセック・ポスピショル(カナダ)を7-6(6) 6-3 6-2で下し、グランドスラムで初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間17分。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる21歳のデミノーは、昨年の大会でグランドスラム自己最高のベスト16をマーク。3回戦で日本の錦織圭(日清食品)を6-2 6-4 2-6 6-3で倒したあと、4回戦でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に5-7 3-6 4-6で敗れていた。

USオープン2020|トーナメント表

 2019年シーズンのデミノーはツアー初優勝を含む3勝を挙げ、男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/室内ハードコート)では前年に続いて準優勝を飾っていた。

 この結果でデミノーは、ポスピショルとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2018年に2度対戦し、7月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)の1回戦は6-7(6) 6-2 6-3で、10月の上海(ATP500/ハードコート)の1回戦では6-4 7-6(4)で、いずれもデミノーが勝っていた。

 今大会でのデミノーは、1回戦でアンドレイ・マルティン(スロバキア)を6-4 6-3 7-5で、2回戦でリシャール・ガスケ(フランス)を6-4 6-3 6-7(6) 7-5で、3回戦では第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4 0-6 4-6 6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 デミノーは準々決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と第15シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 07: Alex de Minaur of Australia returns the ball during his Men's Singles fourth round match against Vasek Pospisil of Canada on Day Eight of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 7, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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