元世界1位アザレンカが2016年全豪以来となるグランドスラム8強の舞台へ [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第20シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を5-7 6-1 6-4で振りきり、ベスト8進出を果たした。試合時間は2時間29分。

 グランドスラムでアザレンカが4回戦を突破したのは、2016年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来で通算17回目となる。

USオープン2020|トーナメント表

 フラッシングメドウに3年連続13回目の出場となる31歳のアザレンカは、2012年と13年の決勝でいずれもセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れて準優勝したのがこれまでの最高成績。昨年は1回戦で、同胞のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に6-3 3-6 4-6で敗れていた。

 前哨戦のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)に参戦していたアザレンカは決勝まで勝ち進み、大坂なおみ(日清食品)が棄権したため2016年シーズン以来となるツアー通算21勝目を挙げていた。

 両者は今回が初対戦。24歳のムチョバは昨年5月に初めてトップ100入りし、9月にはソウル(WTAインターナショナル/ハードコート)でWTAツアー初タイトルを獲得していた。

 今大会でのアザレンカは、1回戦でバルバラ・ハース(オーストリア)を6-1 6-2で、2回戦で第5シードのサバレンカを6-1 6-3で、3回戦では19歳のイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 アザレンカは準々決勝で、第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスは4回戦で、第2シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-3 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

※写真はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 07: Victoria Azarenk of Belarus returns a volley during her Women’s Singles fourth round match against Karolina Muchova of the Czech Republic on Day Eight of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 7, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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