母親対決の準々決勝はセレナがピロンコバに逆転勝利 [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)との母親同士の対決を4-6 6-3 6-2で制し、ベスト4に進出した。試合時間は2時間11分。
フラッシングメドウに3年連続20回目の出場となる38歳のセレナは、過去6度(1999年、2002年、08年、12年~14年)の優勝経験がある。昨年は決勝でビアンカ・アンドレスク(カナダ)と対戦したが、3-6 5-7で敗れて2年連続準優勝に終わっていた。
直近のグランドスラム6大会で4度決勝に進出しながらタイトルが獲れていないセレナは、マーガレット・コート(オーストラリア)の持つ最多記録に並ぶ24回目の四大メジャー制覇を目指している。
この結果でセレナは、ピロンコバとの対戦成績を5勝0敗とした。グランドスラムでは2007年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で対戦し、セレナが5-7 6-1 6-1で勝っていた。
今大会でのセレナは、1回戦でクリスティ・アン(アメリカ)を7-5 6-3で、2回戦でマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)を6-2 6-4で、3回戦で2017年優勝者で第26シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を2-6 6-2 6-2で、4回戦では第15シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-7(6) 6-3で破って8強入りを決めていた。
セレナは準決勝で、第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)
※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 09: Serena Williams of the United States returns the ball during her Women's Singles quarterfinal match against Tsvetana Pironkova of Bulgaria on Day Ten of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 9, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
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