ガルシア、バン ウィトバンク、土居美咲のシード勢が揃って初戦に勝利 [イスタンブール選手権]

WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・イスタンブール・テニス選手権」(WTAインターナショナル/トルコ・イスタンブール/9月8~13日/賞金総額22万5500ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が7度ブレークされながらもチャーラ・ブイヤカカイ(トルコ)に6-4 0-6 7-5で競り勝った。

 地元トルコのブイヤカカイは2016年大会で優勝しているが現在の世界ランクは186位に過ぎず、今回はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場していた。

 ガルシアは次のラウンドで、グリート・ミネン(ベルギー)を7-6(5) 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)と対戦する。ガルシアは昨年6月にノッティンガム(WTAインターナショナル/グラスコート)でタイトルを獲得以来、どの大会でも準々決勝より先に進めないでいる。

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 第6シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)はヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)を6-3 6-4で下し、ツアー再開後のシングルス初勝利を挙げた。

 予選勝者のエレン・ペレス(オーストラリア)は日本の土居美咲(ミキハウス)に対するストレート勝ちにあと一歩と迫ったが、第8シードの土居はそこから挽回して6-7(4) 7-5 6-1で勝利をもぎ取った。土居は第2セット5-5からぺレスのサービスゲームをブレークし、そこから4ゲームを連取してようやく波に乗った。

 予選2試合を勝ち抜いた元ウインブルドン準優勝者のユージェニー・ブシャール(カナダ)はビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-2 6-4 で倒し、第1シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に対する2回戦に駒を進めた。上位2シードは1回戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では、パトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)、ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)、マルガリータ・ガスパリアン(ロシア)が初戦を突破した。

 イスタンブールの大会は本来の4月から日程を変え、9月27日から本戦が始まるフレンチ・オープンに向けたクレーコートの前哨戦のひとつとして行われている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のフレンチ・オープンでのカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)

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