パビッチ/ソアレスがコンビ結成17大会目でグランドスラム初優勝 [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、マテ・パビッチ(クロアチア)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)が第8シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)を7-5 6-3で下し、同ペアでのグランドスラム初優勝を果たした。試合時間は1時間30分。
昨年6月からペアを組み始めたパビッチ/ソアレスは同年10月に上海(ATP1000/ハードコート)で初タイトルを獲得し、17戦目となった今大会でさらなる栄冠に輝いた。
グランドスラムの同種目では38歳のソアレスが2016年にジェイミー・マレー(イギリス)とのコンビで全豪と全米を制しており、27歳のパビッチはオリバー・マラック(オーストリア)と組んで2018年に全豪でタイトルを獲得していた。
今大会でのパビッチ/ソアレスは、1回戦で前年の準優勝ペアで第5シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を3-6 6-4 6-4で、2回戦でジャック・ソック/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)を5-7 7-6(5) 6-4で、準々決勝でジェイミー・マレー/ニール・スクプスキー(ともにイギリス)を6-2 7-6(4)で、準決勝ではジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)/オリア・テカウ(ルーマニア)を6-4 7-5で破って決勝進出を決めていた。
31歳のクールホフは決勝でプレーした4人の中で唯一グランドスラムでの優勝経験がなく、2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)のミックスダブルスで準決勝に進出したのがこれまでの最高成績だった。
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより会場内の人数を減らすため、今年の男女ダブルスは64ドローではなく32ドローで開催されていた。(テニスマガジン)
※写真は男子ダブルスで優勝を果たしたマテ・パビッチ(クロアチア/右)とブルーノ・ソアレス(ブラジル)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 10: Mate Pavic (R) of Croatia and Bruno Soares (L) of Brazil celebrate with the trophy after winning their Men's Doubles final match against Wesley Koolhof of the Netherlands and Nikola Mektic of Croatia on Day Eleven of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 10, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
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