ブシャールが予選からマッチ4連勝で8強へ、第1シードのクズネツォワを打破 [イスタンブール選手権]

WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・イスタンブール・テニス選手権」(WTAインターナショナル/トルコ・イスタンブール/9月8~13日/賞金総額22万5500ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、元ウインブルドン準優勝者のユージェニー・ブシャール(カナダ)が第1シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に7-6(3) 6-7(5) 6-2で競り勝ち、ここ1年で初となる4連勝を記録した。

 現在世界ランク272位で予選2試合を勝ち抜いて本戦入りしたブシャールは第2セット5-4から3つのマッチポイントを握ったが、クズネツォワがそこから挽回して勝負を第3セットに持ち込んだ。勝ちきることができなかったクズネツォワは、木曜日の2回戦で敗退した4人のシード選手のひとりだった。

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 ブシャールは次のラウンドで、第6シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-3 6-4で破って勝ち上がったダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)と対戦する。ブシャールは2014年ウインブルドンで決勝に進出したが、ペトラ・クビトバ(チェコ)に敗れていた。

 これ以前にブシャールがこれほど続けて試合に勝ったのは、ルクセンブルクで予選から準決勝まで勝ち進んだ2018年にまで遡る。

 第2シードのレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)は対戦相手のマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)が膝の故障で第1セット2-3の時点でリタイアしたため、最後まで戦うことなく8強入りを決めた。

 第3シードのポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)はジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-5 6-4で倒して準々決勝に駒を進めたが、第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)に1-6 4-6で、第8シードの土居美咲(ミキハウス)はパトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)に2-6 0-6で敗れた。

 そのほかの試合では、パウラ・バドーサ(スペイン)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-1 6-4で、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)はアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を6-7(5) 6-4 6-3で下し、ベスト8が出揃った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はプラハの大会でのユージェニー・ブシャール(カナダ)(Getty Images)

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