セレナがアキレス腱の問題でイタリア国際の出場を取り消し
4度の優勝経験を持つセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦したUSオープン準決勝で彼女を煩わせていたアキレス腱の問題のため、イタリア国際への出場を取り消したと大会主催者が土曜日にフォロ・イタリコで発表した。
3セットの戦いの末に敗れた木曜日の試合の間に、セレナは足首にテーピングを施すためにメディカルタイムアウトを取った。
「私はアキレス腱の問題のため、イタリア国際を棄権しなければなりません」とセレナは説明した。「ローマのファンの方々の継続的サポートに恐縮しています。そしてまた、すぐに戻ってくることを楽しみにしています」。
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのために5月から日程を組み替えて開催されるイタリア国際は、月曜日から本戦がスタートする。
アザレンカはローマにエントリーしており、1回戦でビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦することになっている。
男子のドローではUSオープン決勝進出者のドミニク・ティーム(オーストリア)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、また準決勝でティームに敗れたダニール・メドベージェフ(ロシア)も参戦を予定している。
大会史上最多記録となる9度の優勝経験を持つラファエル・ナダル(スペイン)は、今年も変わらずローマの花形スターだ。彼は約7ヵ月の休止期間を経て、今大会でテニスツアーに戻ってくる。彼はすでに数日の間、ローマで練習を行っている。
ドロー抽選の結果、ナダルはUSオープン準決勝でズベレフに敗れた同胞のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)という厳しい初戦の相手を引き当てた。
ナダルとカレーニョブスタは、ともに1回戦をBYEで免除されている。ナダルは上位選手としてだが、カレーニョ ブスタに関してはニューヨークで活躍したことが考慮された。
不運ないきさつからUSオープンで失格となった世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)もまた、同大会にエントリーしている。
クレーコートで行われるイタリア国際は、9月27日から本戦が始まるフレンチ・オープンの調整のために重要な前哨戦のひとつとなっている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はUSオープン女子シングルス準決勝でトレーナーの治療を受けるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-21
ルードが2大会連続決勝進出、相手は前週敗れたチチパス「明日はキャリア最大のタイトルを目指す」 [バルセロナ・オープン]
-
2024-04-15
トップシードを守った内田海智が2021年10月以来のITFツアー9勝目 [M15キロタ]
-
2024-04-13
2024年最初の国内ジュニア全国大会は鈴木琉斗(神奈川/慶應義塾高校)と上村睦実(愛知/名古屋LTC)が優勝 [MUFGジュニア2024]
-
2024-04-14
18歳の石井さやかがITFツアー初優勝、プロ転向後の初タイトルを獲得 [W35富士薬品セイムス ウィメンズカップ]
-
2024-04-17
2022年フレンチ・オープン以来となるクレーコート大会参戦の大坂なおみは初戦敗退 [WTAルーアン]