グランドスラム優勝経験者同士の1回戦はワウリンカがマレーを圧倒 [フレンチ・オープン]
今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第16シードのスタン・ワウリンカ(スイス)がアンディ・マレー(イギリス)を6-1 6-3 6-2で圧倒した。試合時間は1時間37分。
ロラン・ギャロスに16年連続出場となる35歳のワウリンカは、2015年に決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒してタイトルを獲得。昨年は準々決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)に6-7(4) 6-4 6-7(5) 4-6で敗れていた。
この結果でワウリンカは、マレーとの対戦成績を9勝12敗とした。全仏では準決勝で過去2度対戦しており、2016年はマレーが6-4 6-2 4-6 6-2で、2017年はワウリンカが6-7(6) 6-3 5-7 7-6(3) 6-1で勝っていた。
2016年の準優勝者でグランドスラム優勝歴3回のマレーはランキングを111位まで落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦していた。
ワウリンカは次のラウンドで、ワイルドカードで出場したアントワーヌ・ホワン(フランス)を6-2 3-6 6-1 6-1で破って勝ち上がったドミニク・コプファー(ドイツ)と対戦する。
そのほかの試合では、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第23シードのブノワ・ペール(フランス)、フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)、ラドゥ・アルボット(モルドバ)、ノルベルト・ゴンボス(スロバキア)、予選勝者のユーリ・ロディオノフ(オーストリア)が2回戦に駒を進めた。
第24シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)はゴンボスに4-6 6-3 3-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○70ラドゥ・アルボット(モルドバ)6-2 6-4 6-1 ●69ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)
○74ノルベルト・ゴンボス(スロバキア)6-4 3-6 6-3 6-4 ●73ボルナ・チョリッチ(クロアチア)[24]
○75ユーリ・ロディオノフ(オーストリア)[Q] 3-6 4-6 7-6(6) 6-4 10-8 ●76ジェレミー・シャルディ(フランス)
77コランタン・ムーテ(フランス)6-0 6-7(7) 3-4 順延 78ロレンツォ・ジュスティーノ(イタリア)[Q]
80ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[12] 6-0 6-1 6-3 ●79ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)
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○81スタン・ワウリンカ(スイス)[16] 6-1 6-3 6-2 ●82アンディ・マレー(イギリス)[WC]
○83ドミニク・コプファー(ドイツ)6-2 3-6 6-1 6-1 ●84アントワーヌ・ホワン(フランス)[WC]
○97アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[6] 7-5 6-2 6-4 ●98デニス・ノバク(オーストリア)
○102フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)6-4 7-6(1) 2-6 1-6 14-12 ●101フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)
○105ブノワ・ペール(フランス)[23] 7-5 6-4 6-4 ●106クォン・スンウ(韓国)
※写真はスタン・ワウリンカ(スイス)
PARIS, FRANCE - SEPTEMBER 27: Stan Wawrinka of Switzerland plays a backhand during his Men's Singles first round match against Andy Murray of Great Britain during day one of the 2020 French Open at Roland Garros on September 27, 2020 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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