リバリコバとストリコバがともに今季初の決勝進出 [オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ]

「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTAインターナショナル/オーストリア・リンツ/10月9~15日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)がビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-4 6-4で下し、バーボラ・ストリコバ(チェコ)の待つ決勝に歩を進めた。

 第2シードのストリコバは、より早い時間帯に行なわれたもうひとつの準決勝でミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 7-6(3)で倒し、自身にとって今季初の決勝に進出した。

 リバリコバは、キャリア5つ目のタイトルを狙っている。28位のリバリコバは、2014年以来、WTA大会の決勝に進出しておらず、これ以前の優勝は2013年のワシントンDCにまで遡る。

 彼女のストリコバとの対戦成績は1勝3敗で、唯一の勝利は10年前の初対戦のときのものだった。

 20のダブルス・タイトルを獲得している26位のストリコバは、6年前のケベックシティ以来の、キャリアふたつ目のタイトルを狙っている。

 リバリコバは、ゴルビッチに対する準決勝の第1セットでメディアカル・タイムアウトを取り、右腿にテーピングをほどこしたが、その後はケガの影響を受けているようには見えなかった。彼女は1-4の劣勢から奮起し、続く5ゲームを連取して第1セットをもぎ取った。

 リバリコバは第2セットでさらに2度ブレークを果たし、勝利をものにした。ゴルビッチは昨年の決勝で、ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に敗れていた。

 最初の準決勝でブザネスクと対戦したストリコバは、序盤の3-0のリードの上に試合を築いて第1セットを取ると、第2セットでも先にブレークを果たした。彼女は3-2から自分のサーブを落として追いつかれたが、タイブレークでは最初のマッチポイントをものにし、勝負にけりをつけた。(C)AP(テニスマガジン)

写真は北京の大会でのバーボラ・ストリコバ
BEIJING, CHINA - OCTOBER 05: Barbora Strycova of the Czech Republic in action against Daria Gavrilova of Australia during the Women's singles 3rd round on day six of 2017 China Open at the China National Tennis Centre on October 5, 2017 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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