ジョンソンが6度目の対戦でチリッチから初勝利 [bett1HULKS選手権]

写真はスティーブ・ジョンソン(アメリカ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「bett1HULKS選手権」(ATP250/ドイツ・ケルン/10月19~25日/賞金総額32万5610ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)が2014年USオープン優勝者で第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(3) 6-4で倒す番狂わせを演じた。ジョンソンはチリッチとの6度目の対戦で、初勝利を挙げた。

 第1セットはサービスキープの末に突入したタイブレークをジョンソンが制し、第2セットの第2ゲームをラブゲームでブレークしたジョンソンが自身のサービスゲームでブレークポイントを与えず試合を締めくくった。

 第8シードのアドリアン・マナリノ(フランス)はラッキールーザーで本戦入りしたアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-2 6-2で退け、初戦を突破した。マナリノは次のラウンドで、ラッキールーザーのスミト・ナガル(インド)を4-6 7-6(4) 6-1で破って勝ち上がったミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合では、日本の西岡良仁(ミキハウス)がカイル・エドマンド(イギリス)を6-4 6-0で、ジル・シモン(フランス)がジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-3 7-5で、予選勝者のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ) はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダニエル・アルトマイアー(ドイツ)を6-1 6-0で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのため特にアジアで多くの大会がキャンセルとなった中で今年のみ開催の大会としてATPツアーの暫定カレンダーに組み込まれ、市の主催で2週連続で開催される2大会目となる。前週の大会では、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が地元優勝を飾っていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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