杉田祐一が海外に拠点を移すと発表「すべてをかけ、いざセルビアへ!」

写真はオーストラリアン・オープンでの杉田祐一(三菱電機)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

男子テニス元世界ランク32位の杉田祐一(三菱電機)が日曜日に自身の公式サイトを通し、セルビアに拠点を移すことを報告した。杉田は「新たな決意」というタイトルでブログを更新し、「これより私の最後の戦いが始まります!!この度、私杉田祐一はセルビアに拠点を移し残りのテニス選手生活を送りたいと思っています」と想いを綴った。

 ブログの中で拠点を移すことを考え始めたのは今年のUSオープンのときからだったことを明かした杉田は、元トップ10選手のヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)にコンタクトを取って直談判したと経緯を説明した。昨シーズンを最後に現役を退いたティプサレビッチは、最後の大会となった昨年10月のストックホルム(ATP250/室内ハードコート)の準々決勝で杉田に2-6 6-4 6-7(4)で敗れていた。

 今年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)のあとにベオグラードで練習に参加した杉田は、「選手の数、コーチ陣、環境、すべてにおいて申し分ない条件」と判断して拠点を移す覚悟を決めたと明かした。

「テニスを通して自分の戦う姿が日本の活性に少しでも貢献できればうれしいですし、今年立ち上げた日本の樹プロジェクトへ、この経験を還元できればとも思っています。そして何より自分が納得するために!!!活気ある日本、活気ある世界が戻ってくることを願い、私は精進の日々を送ってまいります!!すべてをかけ、いざセルビアへ!!!!!!!」と杉田は決意を表明してブログを締めくくった。(テニスマガジン)

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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