サバレンカがマッチ15連勝で3大会連続優勝、ダブルスは青山/柴原がコンビ4勝目 [アブダビWTA女子オープン]

写真はマッチ15連勝で3大会連続優勝を果たしたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)

2021年のWTAツアー開幕戦となる「アブダビWTA女子テニスオープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/1月6~13日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-2 6-2で退け、今季の女子ツアーで最初のチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間5分。

 22歳のサバレンカがツアー大会のシングルスでタイトルを獲得したのは昨年11月のリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)以来で通算9度目となり、10月のオストラバ(WTAプレミア/室内ハードコート)からマッチ15連勝で3大会連続優勝を成し遂げた。

 この結果でサバレンカは、クデルメトワとの対戦成績を2勝0敗とした。ふたりは2015年3月にアンタルヤ(ITF10万ドル/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、そのときはサバレンカが6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのサバレンカは、1回戦でポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)を7-6(5) 6-2で、2回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を7-5 6-4で、3回戦で第15シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-2 6-4で、準々決勝で第6シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-4 4-6 6-3で、準決勝では第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 ここ4ヵ月で3大会を制したサバレンカは、週明けに更新される世界ランクで自己最高を更新する7位に浮上することが確実となった。

 23歳のクデルメトワは準々決勝で第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を接戦の末に倒すなどしてノーシードから勝ち上がり、初のツアー決勝にたどり着いていた。ダブルスではドゥアン・インイン(中国)とペアを組み、2019年10月に武漢(WTAプレミア5/ハードコート)でタイトルを獲得した実績を持っている。

 ダブルス決勝も行われ、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第8シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を7-6(5) 6-4で下してコンビ4勝目を挙げた。(テニスマガジン)


同ペアで4度目の優勝を飾った青山修子(近藤乳業/左)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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