ウイルス検査で陽性のサングレンがオーストラリア渡航の特別許可を得た理由とは? [オーストラリアン・オープン]

写真は2020年オーストラリアン・オープンでのテニス・サングレン(アメリカ)(Getty Images)

テニス・サングレン(アメリカ)はオーストラリアン・オープンに出場する選手たちを乗せる15機のチャーター便の第一弾がオーストラリアに向けて飛び立ち始めようとしている中、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するルールの早期明確化の方針を曲げさせた。

 ここ3年のオーストラリアン・オープンで2度ベスト8に進出した実績を持つサングレンは11月と今週の月曜日にも陽性と判定されたにも関わらず、ロサンゼルスからメルボルンに向かうフライトのひとつに搭乗するための特別許可を与えられた。

 約1200人の選手とコーチやチームの面々および大会オフィシャルたちの最初の一団が、木曜日にオーストラリア向けて出発した。

 オーストラリア政府と合意の上で定められた大会のプロトコルではすべてのプレーヤーはオーストラリアに向けて出発する前のウイルス検査で陰性の結果を受け取っていなければならず、到着時にまた検査を受けあとに14日間の検疫期間をホテルと練習場の間だけで過ごすと決められている。しかし世界ランク50位のサングレンはオーストラリアの保健当局が彼の病歴を調べて評価した結果、例外措置を与えられた。

 自分には他人にウイルスを感染させる危険はなく、後発のフライトで渡航することを許されたことについてサングレンはSNSに投稿した。

「僕が受けたふたつの検査の間隔は8週間未満でした。僕は11月に具合が悪くなりましたが、今は完全に健康です」とサングレンはツイートした。「現時点で僕がウイルスを他人に感染させる可能性があるとする前例はひとつもありません。僕は完全に回復しました!」。

「米国テニスのエースがオーストラリアン・オープンでウイルスの懸念を引き起こす」という見出しの記事をオーストラリアの新聞はオンラインで掲載した。

 テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)は木曜日に発表した声明文を通して「以前に陽性判定を受けたことのある選手たちは彼らが完全に回復してもはやウイルスを他者に感染させる可能性を持たず、他の人々に危険をもたらすことはないという事実の証明として非常に詳細にわたる追加的な医療情報を提供することを要求されている」と説明し、状況をより明確にしようとした。

 11月末に陽性と診断されていたことを自ら明かしていたサングレンのケースでは、「ビクトリア州の保健当局が彼の診断書を再調査し、検討した末に彼は渡航を許可された」とテニス・オーストラリアは言い添えた。(APライター◎デニス・パッサ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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