青山修子/柴原瑛菜は準決勝に進めず、2019年USオープン優勝ペアに完敗 [オーストラリアン・オープン]

写真は2回戦での青山修子(左)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子ダブルス準々決勝で、第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)は第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に2-6 0-6で敗れた。試合時間は53分。

 WTAプレミア・マンダトリー大会のインディアンウェルズとマイアミ(ともにハードコート)を連続で制す「サンシャイン・ダブル」を2019年3月に達成したメルテンス/サバレンカは、同年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でタイトルを獲得した。ふたりはシングルスにも出場していたが、ともに4回戦で敗れていた。

 2019年からペアを組み始めた青山/柴原は、今季3度目目のダブルス出場。2021年のツアー開幕戦だったアブダビと続く前哨戦のヤラバレー・クラシック(ともにWTA500/ハードコート)を制し、マッチ8連勝で今大会を迎えている。昨年はフェドカップ(現ビリー ジーン・キング・カップ)を含む12大会でプレーし、2月のサンクトペテルブルク(WTAプレミア/室内ハードコート)でタイトルを獲得した。

 今大会での青山/柴原は、1回戦でエイジア・ムハメッド/ジェシカ・ペグラ(ともにアメリカ)を4-6 7-5 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のリゼット・カブレラ/マディソン・イングリス(ともにオーストラリア)を5-7 7-6(5) 6-0で、3回戦では第12シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を6-2 6-4で破って8強入りを決めていた。

 両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、昨年6月に国籍登録をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート(アメリカ)とのコンビで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスで優勝した実績を持っている。

 メルテンス/サバレンカは準決勝で、第4シードのニコール・メリカ(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)と対戦する。メリカ/シヒュースは準々決勝で、10代ペアのコリ・ガウフ/キャサリン・マクナリー(ともにアメリカ)を7-6(4) 6-1で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)


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写真◎Getty Images

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