上地結衣は惜敗でタイトル防衛ならず、デ グロートが単複2冠 [オーストラリアン・オープン車いすの部]
24歳のデ グロートがグランドスラム大会のシングルスでタイトルを獲得したのは、2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来で通算9度目となる。デ グロートはアニーク・ファンクォト(オランダ)とのペアで第1シードとして出場していたダブルスも制しており、単複2冠を達成した。
全豪に8年連続出場となった26歳の上地は、3度目の決勝進出を果たした2017年に初タイトルを獲得。昨年は決勝でファンクォトを6-2 6-2で下し、3年ぶりに女王の座を奪還していた。
この結果でデ グロートは、上地との対戦成績を19勝15敗とした。両者はメルボルンで開催された前哨戦(ともにITF3シリーズ/ハードコート)の決勝で2度対戦し、ビクトリア車いす選手権はデ グロートが6-1 7-5で、メルボルン車いす選手権では上地が6-1 6-4で勝っていた。
今大会でのデ グロートは、1回戦でアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-0 3-6 6-4で、準決勝では日本の大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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