「自分には大きなチャンスがある」クレーコートシーズンへの意気込みを語るナダル

2月のオーストラリアン・オープン準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れてからマイアミオープンなどすべての大会をキャンセルし、調整を行ってきたラファエル・ナダル(スペイン)がモンテカルロ・マスターズで復帰する。これから始まるクレーコートシーズンに向けて意気込みを語った。


モナコの練習コートに向かうナダル

「現在の世界の状況は理想的とは言えないけど、自分にとってとても重要なクレーコートシーズンが始まるから、しっかり準備したい。数日間ここで練習したけど、自分のレベルに満足している。体調もいい。モナコでまたプレーできるのは本当に楽しみだ。僕がここでいいプレーを見せられるのをみんなが知っているからね。通常時の大会と異なり、当然観客がいないのは残念だ。それでもプレーできるだけでもありがたいし、うれしい。自信はあるし、プレーもいい状態にあると思う。いつもと同じ気持ち、心構えで大会に臨む」


ショットの感触を確かめながら練習するナダル

 昨季はクレーコートシーズンをわずか2大会で終えなければならなかったこともあり、今季はとても楽しみにしているようだ。

「これから1ヵ月半はとにかくケガなく健康に過ごしたい。そうすれば自分に大きなチャンスがあることは分かっている。昨シーズンはたった2大会(ローマ、フレンチオープン)しかクレーコートでプレーできなかった。自分にとっては十分ではなかった。モンテカルロ、バルセロナ、マドリッド、ローマ、ロラン・ギャロス、すべての大会が楽しみだ。雰囲気はいつもと違うだろうけど、自分がよく知っているコートで、これまでいい成績を残している大会を楽しみにしている」


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写真◎Getty Images

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